児童扶養手当受給中に結婚せずに出産、支給打ち切りに!

児童扶養手当受給中に結婚せずに出産したら、事実婚だといわれて児童扶養手当を停止させられた、△△さん、メールが戻ってきてしまったので、こちらに回答を入れておきます。
見てくださるといいのですが…


こんにちは。
しんぐるまざあずふぉーらむの××●●と申します。
メールをありがとうございます。
非婚で出産したことで手当を打ち切られ、それまでの支給分も返還をさせられたとい
うことですが、
結論から言いますと、△△さんのケースへの市役所の対応は完全に違法です。

「事実婚」については1980年に厚生省児童家庭局が通達を出しています。
その中には、『男性と同居している場合』、あるいは同居していなくても『ひんぱん
な訪問かつ定期的な生計費の補助がある場合』、または『社会通念上夫婦と思われる
場合』などを「事実婚」とみなすと書かれています。
要するに同居していない場合、ひんぱんな訪問と定期的な生計費の補助の両方がある
ことが、「事実婚」の条件となっているわけです。どちらかだけでは事実婚とはみな
さまれません。
また月一回程度の訪問は「ひんぱんな訪問」とはみなさない、としています。
つまり△△さんの「年に数回会う程度」は、厚生省の見解としても「ひんぱんな訪
問」ではないということです。

なお、仮にを△△さんが相手から養育費を受け取っていたとしても、それは子どもに
対するものであり、ここでいう「定期的な生計費の補助」にはあたりません。
ですから、△△さんの場合、「事実婚」を理由に手当を打ち切り、さらに返還までさ
せた市役所の対応は完全に誤っているのです。

認知についても、かつては非婚で認知されていると手当の対象外とされていました
が、1998年に手当施行令が改められ、現在では認知されていても手当が受けられるよ
うになっています。
つまり、認知の有無は受給資格と関係ありませんし、認知があるからといってそれを
もって事実婚とみなすというようなことは上記の通達のどこにも書かれておりませ
ん。
△△さんが「腑に落ちない」と感じられるのは正当なことです。

実は私も非婚で子どもを二人を産んだことで事実婚を疑われたことがあります。(東
京都の23区です)
しかし、相手は結婚していて私とは同居をしていない、子どもに会いに月に1~2回
の訪問はあるが、経済的な援助は受けていないということを説明し、これのどこが事
実婚というのか、それは誰が判断するのかと問いかけたところ、「事実婚ではない」
と認め、それ以降まったく問題になったことはありません。

そういうわけで、△△さんは手当受給を復活させ、返還させられたお金についても再
支給してもらうことができるのではないかと思います。
そのためには、まず市役所に上記の「厚生省児童家庭局の1980年の通達」の内容を確
認してもらうよう、要請することだと思います。
その通達にもとづき自分は事実婚ではない、児童扶養手当の受給資格をかつても今も
満たしていることを説明してください。

△△さんの市のように、残念ながらまだまだ、事実婚について誤解をしている自治体
職員も少なくないのが実情で、ふぉーらむではその都度申し入れや抗議を行ってきま
した。
もし、通達の内容を確認しないなど、市役所の窓口が適切な対応をしてくれないとい
うことであるならば、ふぉーらむのほうからその市役所に△△さんの件について問い
合わせるという方法もあります。
△△さんがもし1人では心もとないということであれば、どうぞふぉーらむに助っ人
を頼んでください。

私達は当事者同士、その経験や情報をもちより、各地で「自分はひとりじゃないん
だ・・・!」と思えるつながりを作っていきたいと願って手弁当で活動しています。
なにより自分たち自身がそんな活動で助けられてきたからです。
△△さんもまだ会員になられていないのでしたら、ぜひ会員になってください。
年。


================ 
なお追伸の件ですが、下記にありますように、再婚した場合は支給の対象外となりま
す。
もし、婚姻届を出しているならば、その日付以降の月の支給分についてはおそらく返
還を求められるでしょう。
婚姻届がない場合、つまり日付のはっきりしない事実婚の場合は、遡って返還させら
れるかどうかはこちらの主張と自治体のもっている情報(例えば通報など)次第だと
思います。

【支給の対象外となる場合】
① 児童または受給対象者が日本国内に住所がないとき。
② 児童が父または母の死亡について支給される公的年金を受給できるとき。
③ 受給資格者が老齢福祉年金以外の公的年金を受けられるとき。
④ 児童が父に支給される公的年金の加算の対象になっているとき。
⑤ 児童が児童福祉施設等の施設に入所しているとき。
⑥ 児童が里親に委託されているとき。
⑦ 児童が父と生計を同じくしているとき。
⑧ 児童が母の配偶者(事実上の配偶者を含む)に養育されているとき。



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この記事へのコメント

マキ
2009年07月07日 01:10
まず児童扶養手当は生活費じゃないですよね
自立に向けて努力もしないで就労を阻害する要因(妊娠・出産)を安易に作り出すのってどうかと思います
自由恋愛を謳うならならまず経済的に自立しろって思いますね
他人の税金で生活してなきゃ非婚で出産しようが父親のいない子供作ろうが個人の自由だって思いますけど
しまま
2015年03月25日 15:42
初めまして。
いきなりコメントしてすみません。
児童扶養手当の申請に当たって
民生員の方がどのような調査に来るのか
不安になり調べていたらこちらの
日記が出てきたので読ませていただきました。


私は子供2人を連れ離婚をしました。
その後新しい人との子を授かり
当選していた市営住宅を辞退し
自分の収入にしては高い家賃のアパートを
借りて一緒に住むことになりました。
しかしお腹の子の成長がよろしくなく
私は入院することになり子供たちは
母と実家で、彼は一緒に住む前に
住んでいたアパートへ戻りました。
そのまま同棲は解消…1ヵ月後に出産。
産後私と子供たちはアパートへ
戻りましたが、彼は仕事で県外へ転勤…。
問題は彼は既婚者で奥さんには離婚を
受け入れてもらえず話が進まない。
一緒に住んでいる間は少しお金を
出してくれていました。けど解消して
彼も自分の生活、光熱費食費があるので
1銭も貰っていません。
認知もしてもらいませんでした。
いくら養ってくれていなくても
私には遠ざけることが出来ず
彼との関係は良好です…。
子供達もパパと慕っていたし
最近まで同棲していたので近所の方
にしたら未だに同棲していると
思っているかも?関係が良好なので
県外へ行っても月に1度くらいは
泊まりで来ると思います。
民生委員の方にはこのような事実を
すべて話した方がいいんでしょうか?
既婚者なので金銭補助は一切ないけど
月に1度は泊まりに来ると思います。
なんて話して受給資格がないなんて
言われてしまったら生活が厳しいです…
どうしたらいいですか?(TT)