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zoom RSS 日弁連シンポジウム「公平な離婚給付を考える」に参加しました

<<   作成日時 : 2016/03/11 15:23   >>

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 3月5日、公平な離婚給付を考えるというシンポジウムに参加した。(といっても途中からであったので残念ではあるが)

 趣旨を私なりに意訳、引用すると…

 憲法24条「婚姻は両性の合意のみに基づいて整理す地、夫婦が同党の権利を有留守ことを基本として、相互の協力により維持されなければならない」とされている。

 しかし、婚姻家族生活は、性別役割に基づいて、女性が無償労働を、男性が有償労働を継続することが多い。
 
 その結果、離婚による婚姻解消時に双方の経済的な格差が開き、女性が男性に比べてはるかに大きな経済的打撃をこうむることが避けられない。

 そこで、現在の離婚の財産分与で、経済的な格差を解消するような給付が追及されるべきではないか、という問題意識で開催された。

 まず財産分与の実状。2014年に成立した離婚調停2万6431件のうち、財産分与の取り決めがあるのは、31.5%の8317件。そのうちの分与額が400万円以下のものは4408件(52.9%)であった。支払者は86.3%が夫側であった。

 一方、女性や母子の生活実態はということで、世帯数、賃金、総体的貧困率が高いことなどが紹介される。

 離婚後の女性、母子が貧困に陥る原因は、@離婚後に働いて得られる収入が少ない、A離婚に際して公平な離婚給付(財産分与、慰謝料、年金分割、養育費)がなされていない、B社会保障制度が十分に機能していないという3つに収れんされる、とし、その背景には性別役割分担の問題があるとする。

 そこで、財産分与における、公平な離婚給付とは何か、について言及される。

 法律家なので根拠となるものとして
   女性差別撤廃条約第16条があげられるという。

 ほかに財産分与規定としては、民法768条があるそうだ。

 財産分与は「清算的」財産分与の考え方がつよいが、このシンポジウムでは、補償的財産分与の在り方について議論した。

 ・退職金、退職年金
 ・事業用財産など
 ・特有財産 (夫が妻の財産だけ浪費みたいな場合か)
 ・過去の婚姻費用 請求時からではなくという論点…このシンポでは扱わなかった
 ・子ども名義の財産、学資保険
 ・浪費で失われた財産
 ・住宅はオーバーローンだがほかに積極的財産がある場合
   ない場合、下回る場合
   オーバーローンだと財産価値はゼロと認定され、分与の対象とならず、母子は居住権を失うが、ローン返済後は夫の財産となる場合もあるので、考慮すべきという論点であったかと思う。
   あと、居住権の確保を図る方法についても議論された。
 

 海外の国が、どのような離婚給付を行っているか紹介された。
  フランスでは離婚給付として「婚姻の解消により各自の生活条件に生じた不均衡を補償するための」離婚給付の実を認めているそうだ。
  つまり結婚して専業主婦になったり、職業生活をセーブした場合には、その家督能力の差を本にの自己責任だけにするのはおかしいという発想。
 婚姻年数の2分の1×3か月×夫婦の年収差の3分の1
などの計算式があるそうだ。

 なるほど〜


 ということで、復習代わりにメモをした。


 しかし、このように熱心に財産分与について考えてくださる弁護士さんがどの程度いらっしゃるのか〜という問題もあるが、しかし、考え方の転換を期待したい。

 (誤記などあると思うので、転記の際これを根拠にせず、原資料にあたっていただければ幸いである。)

 



 

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